学習動機 - 社会貢献姿勢との関連性
高校生の学習動機(試練を克服する原動力)の強弱について、私は次のような経験則を持っている。
- 見返りに無関係な0より、見返りに応じて我慢できる1の方が強い。
- 自分の将来目標を持っていない1より、持っている2の方が強い。
- 自分の将来目標が不明確な2より、明確な3の方が強い。
- 自分のためならば我慢できる(=人様のためとなると理不尽に思う)3より、人様のためでも我慢できる4の方が強い。
- 人様のためなら我慢できる4より、人様のお役に立っている姿をイメージするとエネルギーが湧いてくる5の方が強い。
以上、学習に向かわせる動機づけとしては、
- 「自分のため」より「人様のため」を意識させる方が効果的。
- 「役に立つ喜び」に対するリアリティを高める方が効果的。
と考えている。