この土日はマイプロジェクトアワードの関係のシゴトが続き、特に新潟では発表ごとに講評を求められたことから、マイプロの評価基準を改めてキチンと理解し、高校生の挑戦を聴きました。昨日の瑞浪高校も同様です。
他方、今日は午後に某CG誌の取材を受けるのですが、頂戴したメールには「生徒の資質・能力を軸とし、地域と連携・協働した「学校づくり」に焦点化してお話を伺いたい」とあり、何をどう答えたらよいのか、たぶん夢の中でも、ずーっと考え続けていました。
ちなみに「資質・能力」の「3つの柱」は以下の通りです。
-
何を知っているか、何ができるか(個別の知識・技能)
-
知っていること・できることをどう使うか(思考力・判断力・表現力等)
-
「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか(学びに向かう力、人間性等)」
「これって、いま高校に求められていること、そのものじゃないだろうか??」
そこで、生徒をマイプロに送り出している教育委員会・高校・先生方の言動を思い浮かべると、ちゃんとそれができている。すなわち「社会の問題をジブンゴトとして捉え、実現したい未来に向けて問いや仮説を深め、独りよがりではなく他部署や地域の人たちと連携し、周囲に好影響を与え、価値を創り出して」いる。
対照的に、マイプロを拒み続けている教育委員会・高校・先生方の言動は、、、ですね。となれば、高校の改革も、役目を終えた高校の「見える化」も簡単。
「教育改革に対しては大人も高校生も責任を果たしあう」という文脈のもと、大人が高校生の挑戦にエールを送る「高校生マイプロジェクトアワード」と、高校生が教育委員会・高校・先生方の挑戦にエールを送る「高校改革プロジェクトアワード」を、セットで開催すればよいのです。高校生マイプロと同様、各県やブロックのサミットから始めて、、。
ここに「自治体ひとづくり部門」を加えてもいいでしょう。「悪い冗談でしょう」レベルの自称「教育都市」「子育てのまち」を一掃し、本当に誰もが笑顔になれるまちを応援していくこともまた急務ですので。
あるいは、先ごろ日本が受賞した「化石賞」を、名称もそのままに贈呈してもよいでしょう。大人を評価する半面が自身の学びに責任を持つことだと理解して実践できる高校生ならば「明確な評価基準に基づいて公正に評価する」ことは普通に可能です。特に、マイプロに入賞するようなレベルの生徒たちなら、、、。
ホールいっぱいの高校生や子供たちに大人が自らの挑戦を語る。・・高校生マイプロと同様、感動の渦となり、日本国中に希望を届けることができるのではないでしょうか?
・・と妄想を書き綴っている間に、品川駅まで来ました。予定していた仕事をできないまま、、(泣)
コメントをお書きください