出講・発表実績　－　2012（平成24）年

前年11月同様、文明法則史学（800年周期説＝村山節学説）と「5世紀末はアジアの民族的な枠組みが固まった特別な時代であった」という私の研究成果から導かれる2020年アジアターニングポイント説（2020年に新秩序を確立できるか否かが後のアジア史を大きく左右するという仮説）を、3時間かけて講義。21世紀初頭を生きる私たちの世代が文明的な責務を自覚する重要性について提言。

親しい仲間の会で、「志ある中高生が育つ風景～岐阜発！創造的熟議」と題し、安江健一氏とともに最近の実践状況を報告。基礎理論編につづき、安江氏が「地域編」として中津川市やさか地区における阿寺断層研究会（社会教育プログラム）の活動を、浦崎が「学校編」として高校に戻ってからの活動を報告。「ゴールのイメージを関係者で共有する」重要性を強調。

(特)アスクネット主催の講座で「進学校とキャリア教育～抜本策と緊急策を探る～」と題し、進学校の近況や、キャリア教育に関する大局的な構図（幼少期～高大／学校～地域）をふまえた上で、抜本策や緊急策に関する実践例を紹介。キャリア教育の土台は「身近な大人や地域に対する親近感や一体感の醸成」であり、まちづくり等の地域活動にまで視野を広げる必要性に言及。